このたび、本学が開講している「手話コミュニケーション講座」の受講生6名(うち本学学生5名)が、全国手話検定試験2級に合格しました。 同検定は、社会福祉法人全国手話研修センターが実施するもので、『手話の知識だけではなく、面接委員と手話で会話することにより、ろう者と手話でどの程度コミュニケーションができるのか』を評価認定することを目的としています。
本学で実施する「手話コミュニケーション講座」は、本学と札幌市聴覚障害者協会で連携協定を締結し、足球比分直播_皇冠比分网-体育*在线6年5月から開講しているもので、厚生労働省の「若年層手話通訳者モデル事業」として道内で唯一採択されています。 講座は本学学生のみならず、一般の方も受講可能で、多くの受講生は手話を学んだ経験がありませんでしたが、5月から11月までの約半年間で24コマの講義を受講し、最終的に6名が全国手話検定試験2級に合格しました。
北海道内においては、聴覚障害者をサポートする手話通訳の体制が万全ではない背景をふまえ、若手育成を進める一環として開講しました。 本学では、今後も地域社会に貢献できる人材の育成に力を入れてまいります。
手話コミュニケーション講座受講生の感想
- 手話で表現することの面白さを、講座を通して改めて感じました。
- 初めて習う分野なので、最初はついていくのに精一杯でしたが、徐々に分かる手話も増えて講師の方の言っていることも理解できました。また、グループワークでは、分からない手話があっても周りに聞いて理解できたので有意義な時間でした。
- 実践的な会話をする時間が多いのでとても勉強になって楽しかったです。
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