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社会?地域連携

札幌大学公開講座

札幌大学では、地域に開かれた大学を目指し、教育研究上の成果を広く地域住民の方々に還元することを目的に公開講座を開設しています。

足球比分直播_皇冠比分网-体育*在线4(2022)年度札幌大学公開講座

英語では、名詞を「数えられる名詞」と「数えられない名詞」に区別することが大事です。数えられる名詞である"banana"と数えられない名詞の"milk"の違いは何でしょう?次に、鳥として見ている"chicken"は可算名詞なのに、鶏肉として見ている"chicken"が不可算名詞なのはなぜでしょう?さらに、食事を表す名詞でも、"meal"は数えられるのに、
"breakfast"は数えられないのはなぜ? "time"や"history"が可算になったり、不可算になったりするのはどうして?この講座では、小学校から大学まで十数年間かけて教わる内容を体系化し、可算と不可算の違いへの「気付き」と、それを区別する「ルール説明」を繰り返しながら、色々な「なぜ?」を解決するための英語的発想を示し、段階的に理解を深めていきます。

日本と朝鮮半島の近現代史は複雑です。日本は朝鮮を植民地とし、朝鮮は解放後に南北二つの国家に分断されました。解決し難い歴史的問題を孕みながら日韓関係、日朝関係は今も推移しています。本講座ではこうした日本と朝鮮の複雑な歴史を、あるスポーツ選手に着目し、彼のライフヒストリーを紐解きながら理解していきます。スポーツの英雄が国家、権力、民族のなかでどのように扱われ、英雄自身もその時空間をどのように生きたのか。スポーツの英雄の「生」と「死」から日本と朝鮮の関係史を見てみましょう。

第三回

日中文人の明治期 交友録

張 偉雄

中国の清末、日本の明治初年に中国から公使を始めとした外交使節団を日本に派遣されました。公使は進士及第の何如璋で、書記官は挙人に合格した黄遵憲でした。当時の中国には外交のことを専門とした職業外交官はいなくて、外交官は科挙試験に合格した文化人から選抜されました。彼らは駐在国日本の文化を研究し理解を深めることによって外交活動を円滑に展開しようとしていました。本講義は書記官黄遵憲の「賛美としての日本論」を考察し、かれの目的意識及び異文化コミュニケーション効果を探ってみたいと思います。

私たちは運動をする際、ウォーミングアップ(準備運動)を行います。ウォーミングアップアップで筋肉を温め、運動に適した筋温にすることによって、怪我のリスクを減らすとともに、よりパフォーマンスを発揮しやすい状態にしています。しかし、全身が均等に温まっていくわけではなく、身体の中心部に比べ抹消部は温まるのに時間がかかります。特に寒冷環境においては、手足などの抹消部への冷えの影響は大きいことが考えられます。そこで、今回は、抹消部の冷えと運動パフォーマンスに与える影響について(バスケットのシュートを題材にして)、そして抹消部を温めるという観点から、軽運動(グーパー運動)が抹消部の温めに与える影響について考えます。